こんにちは、チャチャです😺MCU全作レビュー、時系列順で進めていくので次はこれだ!!
ポップコーン🍿とセブンアップ🥤の準備はいいかい??
MCUの本編を観て「なんであのシーンがああなったの?」と首をかしげたこと、あるよね?そんな疑問をバッチリ解決してくれるのがこの『マーベル・ワンショット』シリーズ。今回は、あの「アベンジャーズ計画」の裏でS.H.I.E.L.D.のエージェントたちがどんな小細工をしていたかを、たった4分で見せてくれる超濃縮エスプレッソ回だ!ネタバレ全開レビュー、愛情と皮肉たっぷりでいきましょう!
基本情報
- 原題
Marvel One-Shot: The Consultant - 邦題
マーベル・ワンショット:ザ・コンサルタント - 公開年
2011年(日本公開:2012年10月21日) - 上映時間
約4分 - 監督
レイスラム - 脚本
エリック・ピアソン - 主演
クラーク・グレッグ(フィル・コールソン)
マキシミリアーノ・ヘルナンデス(ジャスパー・シットウェル)
ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アーカイブ映像)
ウィリアム・ハート(サディアス・ロス将軍/アーカイブ映像) - MCU時系列
9番目(『マイティ・ソー』の直後、『アベンジャーズ』の前)
あらすじ(ネタバレ軽め)
世界安全保障委員会が「アベンジャーズ計画」にアボミネーション(エミル・ブロンスキー)を加えたいと主張。S.H.I.E.L.D.のコールソンとシットウェルは、ロス将軍からブロンスキーを引き渡されないよう、ある“最強の邪魔者”を送り込む作戦を立てる。
その名も「コンサルタント」――トニー・スターク!
ストーリー全開(ネタバレあり)
前半
コールソンとシットウェルがダイナーで密談。世界安全保障委員会が「アボミネーションをアベンジャーズに!」と無茶振り。フューリー長官も反対だが、上層部の圧力には逆らえない。ここでコールソンが閃く。「ロス将軍が絶対にNOと言いたくなるような、最悪の交渉人を送り込もう」と。
中盤
「コンサルタント」に選ばれたのは…そう、あの傲慢で自由すぎるトニー・スターク!ロス将軍がバーで酒をあおっているところに、スタークが颯爽と登場。アベンジャーズの話を持ちかけるも、案の定ロス将軍は激怒。スタークはバーごと買い取ってしまうという、金持ちの力技を発動。
後半
翌朝、コールソンとシットウェルが再びダイナーで合流。作戦は大成功!ロス将軍は「スタークなんかにブロンスキーは渡さん!」と完全拒否。これでアボミネーションはアベンジャーズ入りを免れ、S.H.I.E.L.D.の思惑通りに事が運ぶ。裏で糸を引くエージェントたちの渋い仕事に拍手!
なぜトニー・スタークを送り込むとロス将軍が拒否するのか?
ここが本作最大の肝!
ロス将軍はトニー・スタークが大嫌い。スタークは傲慢で空気を読まず、上から目線でズカズカ話すタイプ。一方、ロスは軍人としてのプライドが高く、スタークのような「好き勝手言う金持ち」が大の苦手。この2人、過去のやりとりでもことごとく噛み合わず、ロスはスタークの言うことなんて絶対に聞きたくない!というスタンスなんでございます。
そこでS.H.I.E.L.D.は「スタークを交渉役として送り込めば、ロスは意地でもNOと言うだろう」と逆転の発想で作戦を立てたわけ。スタークの“感じ悪さ”とロスの“頑固さ”の化学反応で、交渉は絶対にまとまらない。つまり、「スタークなら絶対に失敗する!」という信頼(?)が、世界を救った瞬間。ヒーローの“交渉力”を逆手に取る、MCUらしい皮肉とユーモアが炸裂した名シーンなんだ。
キャスト紹介
- フィル・コールソン
S.H.I.E.L.D.のクールな中間管理職。MCUの“潤滑油”担当。クラーク・グレッグの安定感、まさに「癒し系スパイ」。 - ジャスパー・シットウェル
ちょっと小物感漂うS.H.I.E.L.D.エージェント。マキシミリアーノ・ヘルナンデスの「地味だけど仕事できる」感が最高。 - トニー・スターク(アーカイブ映像)
説明不要の億万長者プレイボーイ。ロバート・ダウニー・Jrの“うざさ”が今回は最大の武器。 - サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍(アーカイブ映像)
アボミネーションの保護者。ウィリアム・ハートの「胃薬が手放せない」顔芸に注目。 - エミル・ブロンスキー/アボミネーション(アーカイブ映像)
アベンジャーズ入りを狙うも、スタークのせいで夢破れる。ティム・ロスの無念顔は見られません。
思うままのレビュー
たった4分でMCUの裏側を暴く
この短さで、映画ファンの“あの疑問”を完全解決。『インクレディブル・ハルク』のラストでスタークがロス将軍に会いに行く理由、ここで全部明かされる。MCUの脚本陣、仕事が細かい!
スタークの“うざさ”は最強兵器
交渉力ゼロ、空気読まない、金に物言わせる…スタークの嫌われ力が炸裂。ロス将軍がキレるのも納得。トニー、君がいて本当によかった。
S.H.I.E.L.D.の中間管理職たちの悲哀
コールソンとシットウェルの「上からの無茶振りにどう立ち向かうか」会議が、全サラリーマンの共感を呼ぶ。MCUの裏方たちにもスポットライトを!
アベンジャーズ計画の“負の選択肢”
もしアボミネーションがヒーロー側に入ってたら…想像するだけでゾッとする。S.H.I.E.L.D.の判断、100点満点。
MCUの“つなぎ”としての完成度
本編映画の“隙間”を埋めるこの短編、MCUマニアにはたまらない。こういう小ネタで世界観がどんどん広がるのが、やっぱりMCUの真骨頂!
小ネタ & 裏話ピックアップ!
- トニー・スタークのバー買収伝説
スタークがバーを買い取るシーン、実は『インクレディブル・ハルク』のラストと直結。あの行動の裏に、S.H.I.E.L.D.の陰謀があったとは…! - 「コンサルタント」の正体は?
作中でコールソンが「最悪の交渉人」として選んだ“コンサルタント”がトニー・スターク。皮肉とユーモアの塊。 - 世界安全保障委員会の無茶振り
アボミネーションをヒーローに…って、どんな人事だよ!?MCU世界の官僚もなかなかの曲者揃い。 - 短編なのに超豪華キャスト
本編のアーカイブ映像を使いながら、クラーク・グレッグ&マキシミリアーノ・ヘルナンデスの掛け合いが絶妙。短編でも手抜きなし!
撮影裏&キャスト秘話
- 低予算ゆえのアイデア勝負
実はこの短編、予算のほとんどを別のワンショットに使われてしまい、残りで「2人が話すだけ」の会話劇に。でも、その分脚本の妙が光る! - コールソン役のクラーク・グレッグ
このワンショットの撮影と同時期に、「アベンジャーズでコールソンが死ぬ」と聞かされていたらしい。だからこそ、コールソンの魅力を短編で深掘り。 - シットウェル役のマキシミリアーノ・ヘルナンデス
『ソー』でチラ見せだった彼が、ここで一気に存在感アップ。地味キャラの逆襲! - 監督レイスラムの手腕
たった2~3日で撮影されたこの短編。テンポと間の見せ方、さすがプロの仕事。
まとめ/総括
MCUの「隙間」を埋めるために作られたこの短編、たった4分でファンのモヤモヤを一刀両断!
「なぜアボミネーションがアベンジャーズに入らなかったのか?」という疑問に、S.H.I.E.L.D.の中間管理職たちの涙ぐましい努力と、トニー・スタークの“空気読まない力”で答えてくれる。映画本編では描かれない裏側の政治劇、そしてスタークの嫌われっぷりが最高のスパイス。
MCUマニアなら絶対に観て損なし、むしろ観ないと人生の4分を損するレベル。短いながらも、キャラクター愛と皮肉、そしてMCU世界の奥深さを存分に味わえる逸品!
チャチャ的には「こういう小ネタこそ、映画オタクの心をくすぐるんだよ!」と声を大にして言いたい。いや~、S.H.I.E.L.D.の裏方たち、今日もお疲れ様!
総合評価
- ストーリー:★★★★☆
- 映像・演出:★★★☆☆
- キャラクター:★★★★★
- 敵キャラの魅力:★★★☆☆
- MCUとの繋がり:★★★★★
総合:★★★★☆(4/5)
「短編なのにMCUの世界観をグッと深める、ファン必見の隠し味。スタークの“うざさ”とコールソンの哀愁が光る、最高の4分間!」
次回予告
さあ、MCU時系列で次に観るのは…いよいよ「地球最強チーム」結成の瞬間、『アベンジャーズ』だ!コールソンの涙と、ヒーローたちの大暴れ、そしてロキの悪だくみ…世界がひっくり返る祭りの幕開けだよ!ポップコーンの準備はいつもより多めに、セブンアップも2本用意しておいて!次回も、チャチャの愛と皮肉たっぷりで突っ走るから、ついてきてくれよな!
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