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【映画部屋】🌺【ネタバレあり】『リロ&スティッチ(実写版)』レビュー:ハワイアンの風に吹かれて、スティッチの愛くるしさに溺れる108分

映画部屋

こんばんは、チャチャです😺今回取り上げるのは、先週から日本公開したディズニー実写『リロ&スティッチ』。みんな、ポップコーン🍿とセブンアップ🥤は用意した?

最近、MCUシリーズは「デアデビル」観てる最中なんだけど、人死にまくるわ、こないだ観たサブスタンスなんてただただ狂気。

そんな中、ハワイアンミュージックで心も体もリラックス~。笑

ネタバレ全開レビュー、愛情と皮肉たっぷりでいきましょう!(今日はそんな皮肉ない。チャチャだってこういう時は、心奇麗になるよ!笑)


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基本情報

  • 原題:Lilo & Stitch
  • 邦題:リロ&スティッチ
  • 公開年:2025年
  • 日本公開日:2025年6月6日(金)【全国公開】
  • 上映時間:108分
  • 監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
  • 脚本:クリス・ケカニオカラニ・ブライト
  • 主演:
    • マイア・キアロハ(リロ役)
    • シドニー・アグドン(ナニ役)
    • コートニー・B・ヴァンス(コブラ・バブルス役)
    • カイポ・ドゥドイト(デヴィッド役)
    • エイミー・ヒル(トゥトゥ役)
    • ザック・ガリフィアナキス(ジャンバ博士役)
    • ビリー・マグヌッセン(プリークリー役)
    • クリス・サンダース(スティッチ英語声)
    • 山寺宏一(スティッチ日本語声)

あらすじ(ネタバレ軽め)

ハワイのカウアイ島で暮らす少女リロは、両親を亡くし、姉ナニと二人きりの毎日。ナニは本当は海洋生物学者になる夢を持っていたが、両親を失ったことで進学を諦め、リロを養うために必死に働く日々。

けれどトラブル続きで二人の生活は不安定。ついに「リロとナニが一緒に住めなくなるかもしれない」という危機が訪れる。そんな中、地球に不時着したもふもふのエイリアン・スティッチと出会い、奇妙でハチャメチャな”家族”の物語が始まる。

オハナ(家族)の意味を、リロとスティッチが全力で教えてくれる!


ストーリー全開(ネタバレあり)

前半:
ハワイの陽気な空気に包まれて、リロとナニ姉妹のドタバタな日常がスタート。ナニは本当は海洋生物学者になる夢を持っていたが、リロのために夢を諦めて働くことを選ぶ。

海洋生物学部の入学許可証を捨てるシーンは、観ているこっちも胸が痛む。若くして親代わりとなったナニは、妹を養うために必死。だが、リロの奇抜な行動や家庭内トラブルが続き、ついに「このままだとリロを国が保護する=姉妹が一緒に住めなくなる」という最大の危機が訪れる。

中盤:
スティッチが地球に墜落し、ペットショップで犬として売られていたところをリロが即決で家族に迎え入れる。スティッチの暴れっぷりが炸裂し、家具は壊すわ、町は大騒ぎだわ、ナニの就職活動も台無しに!コブラ・バブルス(CIAエージェント)が姉妹の生活を監視し、ケコア夫人(社会福祉士)がサポートに入るが、トラブル続きで状況は悪化。

一方、ジャンバ博士とプリークリーが人間に変装して地球に潜入、スティッチを追跡している。ナニは「リロと一緒にいたい」という一心で、夢も自分の幸せも後回しにして奮闘する。

後半:
スティッチの正体がバレて宇宙警察に追われるリロたち。アニメ版と違い、実写版ではジャンバ博士が最後まで敵役として立ちはだかる。リロが連れ去られそうになるが、スティッチが命がけで救出!

トゥトゥおばあちゃんの温かい言葉と、姉妹の絆と「オハナ」の精神で、家族の危機を乗り越えていく。最後はみんなで「オハナ」を再確認し、ハワイの夕陽の中でハグ。
ディズニーの家族愛、やっぱり最強!


キャスト紹介

  • リロ
    実写:マイア・キアロハ
    ハワイ島カイルア・コナ出身の8歳。ネイティブハワイアンの血を引く天真爛漫な少女。実写でもアニメの空気感そのまま!
  • ナニ
    実写:シドニー・アグドン
    本当は海洋生物学者になりたかったが、妹のために夢を諦めた苦労人の姉。18歳という若さで親代わりになった現実がリアルに描かれる。彼氏がイケメンすぎて嫉妬。
  • デヴィッド
    実写:カイポ・ドゥドイト
    ナニの彼氏。サーフィンもできる爽やかイケメン枠。目の保養!
  • スティッチ
    CGキャラ/英語声:クリス・サンダース/日本語声:山寺宏一
    モフモフCGで愛くるしさ爆発。目が合うだけで心が溶ける!
  • ジャンバ博士
    人間の姿:ザック・ガリフィアナキス/CGキャラ声:ザック・ガリフィアナキス/日本語声:長谷川忍
    スティッチの生みの親。人間に変装して地球に潜入。実写版では最後まで敵役として描かれ、アニメ版より憎まれ役度がアップ。ザックのクセ強演技が光る!『ハングオーバー』シリーズでのコミカルなキャラとは全然違う雰囲気で、最初誰かわからなかった!やっぱ俳優ってすごいね!
  • プリークリー(ウエンディ)
    人間の姿:ビリー・マグヌッセン/CGキャラ声:ビリー・マグヌッセン/日本語声:三ツ矢雄二
    ジャンバの相棒。人間に変装して地球文化を学びながらスティッチを追跡。地球文化オタクで、ハイテンション。変装姿がなんとも言えない愛嬌!普通にかっこいいし、めっちゃマッチョで凝視したわ!
  • コブラ・バブルス
    実写:コートニー・B・ヴァンス/日本語声:手塚秀彰
    CIAのエージェント。姉妹の生活を監視しつつ、家族の問題に大きく関わる。重厚な存在感が光る!
  • ケコア夫人
    実写:ティア・カレル
    55歳の社会福祉士で実写版の新キャラ。ナニを定期的に訪問し支援する。アニメ版ナニ役のティア・カレルが新たな役で出演!
  • トゥトゥ
    実写:エイミー・ヒル
    70代のハワイ先住民で、ペレカイ家の長年の隣人かつデヴィッドの祖母。映画の結末に大きく影響する重要人物。アニメ版で「ハセガワフルーツ」の店主を演じたエイミー・ヒルが実写で新キャラとして登場!観てて「渡辺えりさんに似てるなー」って思ったら、日本語版声優もそうだったんかーい!ディズニーの遊び心に脱帽!
  • 議長
    CGキャラ/英語声:ハンナ・ワディンガム/日本語声:深見梨加
    銀河連邦のリーダー。威厳たっぷり。

マイア・ケアロハの深掘りプロフィール

マイア・ケアロハちゃん、めっちゃ可愛いなと思ったので、深掘りします!本当にリスペクトしかない素晴らしい子役です。

基本情報

  • 生年月日:2017年12月14日(現在8歳)
  • 出身地:ハワイ島カイルア・コナ(Big Island of Hawaii)
  • 身長:約112cm(3’8″)
  • 家族:父オニ・ケアロハ、母ブリットニー・ケアロハ、弟ミカ・ケアロハ

ハワイ文化への深い愛とリスペクト
マイアちゃんはネイティブハワイアンの血を引いており、幼い頃からフラダンスを習い、ハワイ文化を大切にしています。彼女の生活のあらゆる面で、ハワイ文化への愛が表れており、海への愛、フラへの情熱が本物です。「ネイティブハワイアンの価値観と誇りの文化大使」として活動しており、演技を通じて世界中に「アロハスピリット」を伝えることを目標にしています。

驚異的なキャスティングストーリー
マイアちゃんはわずか5歳の時にオープンキャスティングに応募。ディーン・フライシャー・キャンプ監督は「5歳の時のテープは本当に有望だったが、コールバックで部屋に入ってきた瞬間、彼女が最有力候補だと明らかだった」と語っています。200人の子役候補の中から、15ラウンドという厳しいオーディションプロセスを経て選ばれました。演技経験は全くなかったにも関わらず、天性の才能で勝ち抜いたのです。

撮影時の驚異的な演技力
マイアちゃんは一人っ子として育ったため、想像力を駆使して遊ぶことに慣れていました。「兄弟がいなかったので、すべてに想像力を使わなければならなかった。だからスティッチが隣にいることを想像するのは簡単だった」と語っています。6歳での撮影時、スティッチ役は日によって人形だったり、犬だったり、ボールだったり、テープだったり、石だったり、棒だったりしました。それでも彼女は「想像力を使う必要すらない時もあった」と言うほど自然に演技していました。

地元ハワイでの評価と栄誉
2025年6月3日がハワイ郡で「マイア・ケアロハ・デイ」として制定されました。キモ・アラメダ郡長は「マイアは才能ある若い女優であるだけでなく、島のコミュニティの多くの子どもたちの夢を代表している」と称賛。ジョシュ・グリーン州知事の子役保護法案(HB874)の署名式に特別ゲストとして参加し、新世代の若いパフォーマーの代表として招かれました。

映画の大成功と批評家の絶賛
映画は公開2週間で2億7893万ドルを稼ぎ、トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」最終作を抑えて1位を獲得。Empire誌のヘレン・オハラは「素晴らしい」演技と評価し、デトロイト・ニュースのアダム・グラハムは「輝く存在感でリロの親しみやすさと内なる輝きを本当に売り込んでいる」と絶賛。

その他の魅力的な活動
2022年にミニ・ミス・コナの美人コンテストで優勝、サーフィン大会にも参加、歌も上手で、アートクラフトも得意。2025年にジュリア・S・ガウ次世代賞を受賞。

マイアちゃんは単なる子役ではなく、ハワイ文化の真の継承者として、そして世界にアロハスピリットを伝える大使として活動している素晴らしい存在です。リロ役にこれ以上ふさわしい人はいないでしょう!


思うままのレビュー

1. ハワイアン空間の癒し力
冒頭からハワイアンミュージックと本物のハワイの景色。実写ならではの”現地感”が最高!日常のストレスが一瞬で吹っ飛ぶ。のほほんとした空気感に、心も軽やか。

2. スティッチのモフモフ&破壊力
CGスティッチの愛くるしさは犯罪級。アニメよりも表情豊かで、動きもリアル。ぬいぐるみ化は必至!観てるだけで癒される、まさに愛の塊。

3. ポリコレ疲れゼロの安心感
変に人種や性別を入れ替えることなく、ハワイの文化をリスペクトした自然なキャスティング。没入感がすごい。観てる時にノイズを感じることなく、純粋に物語を楽しめる。

4. ナニの夢と現実の葛藤が深い
海洋生物学部の入学許可証を捨てるシーン、18歳で親代わりになる重圧、妹への愛情。ナニの心情がアニメ版より丁寧に描かれていて、大人も泣ける。家族の葛藤や支え合いに胸が熱くなる。

5. 地球外生命体へのユルすぎる反応
スティッチが現れても「変な犬だね~」で済ませるハワイの住民たち。みんな、人類初の地球外生命体との遭遇なのに、なんも驚かない!さすがアロハ魂、恐るべし!

6. ブルーノ・マーズの「Uptown Funk」でテンション爆上がり
映画の中でブルーノ・マーズの「Uptown Funk」が流れた瞬間、映画館のテンションが一気に上がった! ハワイの陽気な空気とマッチして、観てるこっちも思わず体が動いちゃう。
エルビス・プレスリーの楽曲中心の中に、こういう現代的なヒット曲を入れてくるセンスが最高。ブルーノ・マーズがプロデュースに関わっているだけあって、ハワイアンな雰囲気と現代ポップスの融合が絶妙!


アニメ版と実写映画版の違い

新キャラクターの追加:

  • ケコア夫人:55歳の社会福祉士として新登場。ナニを定期的に訪問し支援
  • トゥトゥ:70代のハワイ先住民で、ペレカイ家の長年の隣人かつデヴィッドの祖母。映画の結末に大きく影響する人物

削除されたキャラクター:

  • ガントゥ大尉:アニメ版の主要な敵キャラが実写版には登場せず
  • ハセガワさん:アニメ版の日系人店主が実写版には登場しない

ストーリー構造の変更:

  • 実写版ではジャンバ博士がガントゥのポジション(敵役)に置き換えられ、最後まで憎まれ役
  • アニメ版ではジャンバも最終的に仲間になったが、実写版では敵のまま
  • ジャンバ博士とプリークリーが人間に変装して地球に潜入するシーンが追加

キャラクター背景の深掘り:

  • ナニの海洋生物学部入学許可証を捨てるシーンなど、夢を諦める描写がより具体的
  • リロとナニの過去や心情がアニメ版より丁寧に描写されている
  • ナニが18歳という設定がより強調され、大人向けのドラマ性が増している

オリジナルキャストの新役参加:

  • ティア・カレル(アニメ版ナニ声優)→ケコア夫人役
  • エイミー・ヒル(アニメ版ハセガワ店主声優)→トゥトゥ役

小ネタ & 裏話ピックアップ!

  • エイミー・ヒルの実写参加
    アニメ版で「ハセガワフルーツ」の店主を演じたエイミー・ヒルが、実写版では新キャラのトゥトゥ役で出演!デヴィッドの祖母であり、ペレカイ家の長年の隣人として物語を温かく見守る。
  • ティア・カレルの新役挑戦
    アニメ版でナニの声を担当したティア・カレルが、実写版では社会福祉士のケコア夫人として登場。ファンにとってはたまらないサプライズキャスティング!
  • ザック・ガリフィアナキスの二役
    ジャンバ博士役で人間の変装姿とCGキャラクターの声を両方担当。クセ強演技で敵役を熱演!
  • マイア・ケアロハ・デイ制定
    2025年6月3日がハワイ郡で「マイア・ケアロハ・デイ」として制定。地元ハワイからの愛が半端ない!
  • ブルーノ・マーズのプロデュース参加
    ハワイ出身のブルーノ・マーズが楽曲制作に参加し、エンドソング「バーニング・ラヴ」をプロデュース。「Uptown Funk」も劇中で使用され、エルビスの楽曲とのバランスが絶妙。現代的なポップスとハワイアンな空気感の融合が見事!

撮影裏&キャスト秘話

  • CG×実写の融合技術
    スティッチの表現に最新CG技術を駆使。実写の中でも違和感ゼロの可愛さ。モフモフ感が画面越しでも伝わる。
  • マイアちゃんの想像力演技
    撮影時、スティッチ役は日によって人形だったり、犬だったり、ボールだったり様々。それでもマイアちゃんは自然に演技していた。
  • オリジナルキャストの感動再会
    ティア・カレルとエイミー・ヒルが新役で参加し、アニメ版ファンを喜ばせた。20年以上の時を経て、再び『リロ&スティッチ』の世界に帰ってきた感動。
  • ハワイ文化へのリスペクト
    主要キャストはハワイ文化や言語を学び、リアリティを追求。マイアちゃんのネイティブハワイアンとしての文化大使的役割も大きい。

まとめ/総括

ディズニー実写リメイクの中でも、これは大当たり!
リトルマーメイドや白雪姫の実写なんて、頭の片隅に消えました^ ^笑

アニメ版の懐かしさと、実写ならではのリアルな家族ドラマ、そしてスティッチのモフモフ感が絶妙にミックス。ナニの夢と現実のギャップ、姉妹の絆の切なさが、物語の重みと温かさを両立させている。特に、海洋生物学部の入学許可証を捨てるシーンは、観ているこっちも胸が痛む。18歳で親代わりになる現実の重さを、ディズニーらしい温かさで包んでいる。

そして何より、マイア・ケアロハちゃんの天性の演技力とハワイ文化への愛が、この映画を特別なものにしている。ハワイの空気、音楽、キャストの自然な演技、どれも癒し効果抜群。姉妹のドラマは大人も泣けるし、スティッチの表情一つで心が浄化される。

ポリコレ疲れしてる人にも安心して勧められるし、家族みんなで観てほしい一本。ツッコミどころも多いけど、それすらも愛おしい。ディズニー、たまにはこういう”王道”をもっとやってくれ!


総合評価

  • ストーリー:★★★★☆
    • ナニの夢と姉妹の絆が深くて泣ける!
  • 映像・演出:★★★★★
    • ハワイの美景とCGスティッチの融合が見事!
  • キャラクター:★★★★★
    • みんなクセ強で愛おしい。スティッチは殿堂入り。
  • 敵キャラの魅力:★★★☆☆
    • ジャンバ博士の憎まれ役ぶりは光るが、ガントゥがいないのは寂しい。
  • ディズニー愛・再現度:★★★★★
    • アニメ版リスペクトがしっかり伝わる!

総合:★★★★☆(4.6/5)
「癒し・笑い・家族愛、全部盛り!スティッチの可愛さに溺れる覚悟で観てほしい!」


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観たら語らずにいられない!チャチャの映画部屋

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