こんにちは、チャチャです。
前回までは、小学校に上がるかどうか、性の芽生えが出てくるくらいのところまで綴りました。
今回は、その続き、小学校~中学校くらいまでの内容を語ってみようかなと思います。
前回はこちら👇
正直、このあたりの記憶が個人的には一番恥ずかしいです。
「なんでそんなこと言えるの?」「なんでそんなことできるの?」と思うようなことがいっぱいありました。
小学校に上がりますが、やはり性格が悪く、落ち着きもなく、おかまっぽい。そして、あの家の子です。
幼稚園から小学校なので地域は同じ。すでにバレバレです。
子供って、承認欲求を露骨に求めますよね。
それが悪いわけではなく、自我の形成には必要で、その経験から大人になり、人との付き合いを覚えます。
ご存知の通り、家での承認欲求は皆無。何も育まれません。
友達と遊ぶときの、イタい、恥ずかしいエピソードです。
地域柄、お金持ちが多い場所だったので、友人宅もそれなりに大きい。
エレベーターがある家も多かった記憶があります。
そういった友人宅に行くと
「家、チっさ。僕の家の方が大きい!」
的なことを必ず言っていた記憶があります。本当に可愛くない、みじめな子供ですね。
しかも、自分の家について盛りに盛ります。
図書館があるだとか、10階建てだとか。実際は屋上を入れて4階建てだったかな。
聞かれてもいないのに、自分から勝手にベラベラ喋ります。
金持ちの家だから、なんとなく社長っていう偉い人っていう印象だから、
自分も社長とか言ってましたね。アホデス。
でも、友人のご両親はそれに対して笑顔で受け答えしてくれます。
「本当に?!チャチャ君のお家、すごいね!羨ましいなぁ!」
嘘でも、子供にムキになって言い返すような大人ではありません。本物の教養がきっとある人たちです。
こうやって、しょうもない承認欲求を満たしていきます。
満たしているとは言っても、結局は自尊心が育たないので、ずーっとこのスタンスだったと思います。
お金持ちの家出身だけど、いわゆる“お金持ちの恩恵”や“育ち”が一切見えない子供だったので、
オモチャもあまり持っていなかった記憶があります。
当時、友達が持っていたような人気のオモチャやポケモングッズも持っていない。
文房具でも、ねりけし、ドクターグリップ、バトル鉛筆とか、ありましたよね?笑
そういうのがないと、学校で友人と話に入れないの、わかりますか?笑
これはスクールカーストのトップにいない側の人は経験あるかもしれません。
そういうのが欲しくて、友達の家に行ったときに盗んでしまうんですよね。
本当に反省すべき内容です。
でも、すぐにバレて、やはり滅茶苦茶両親に殴られた記憶があります。
これはさすがに両親が悪くはないですね。クソガキのチャチャが悪いです。
どうしても、自分の方が上、または最低でも同じラインにいる自分が欲しかったんでしょうね。
この子供の時点で、今の自尊心を手に入れるのは現実的ではなかったでしょう。
だから、心と現実の乖離を埋めるために、相手を落としたり、不利益なことを言って自分を上げたんでしょうね。
そんなことしても自分が上がることはないし、むしろ下がるだけ。
何かと誰かと比較して、自分を幸せと思っているうちは絶対に幸せにはなれません。
幸せは絶対値じゃないと。
相対的な幸せは本当に幸せになれない。上には上がいるので、まじでキリがないです。
さすがに友人たちも小学生とはいえ、どんどん自我が芽生えてきます。
そんなことばかりしているから、普通に嫌われて、どんどん離れていきます。
友人と公園で遊んでいるけど、チャチャのこういった行動から、多分、一緒に遊びたくなくなってくるんでしょうね。
そこに別の友人が通りかかったりすると、そっちの友人と遊んだり、その友人宅に遊びに行ってしまう。
当たり前ですが、チャチャはそこに入れないし、誘われません。
子供のころだから、そういうものと思うしかないのですが、メタ認知なんてありません。
なので、自分が「嫌われている、避けられている」なんて夢にも思っていません。
この家の形成のせいなのか、とても認知が歪んでいます。
自分はみんなに好かれているから、なんで僕を裏切って違うやつと遊ぶんだ、という狂った感情になった記憶があります。
だから、その公園で友人に対して
「裏切者、絶対許さない!」
って泣き叫んでいました。
で、家に帰って、その友人の家電に電話をかけます。
友人が電話口に出ると、
「絶交」
と一言いって、電話を切るんです。
本当に失礼極まりない。本当に、よくないし、恐ろしい子ですね。精神が未熟。てか、怖い。
向こうからしたら、こんな頭おかしいチャチャと絶交できてせいせいするでしょう。
むしろウェルカム。
だけど、当時の私はきっと
「これで思い知ったでしょ。悪いのは友達。謝ったら許してあげる。」
的な感じにしか本当に思っていなかったと思う。
で、こういうのもすぐバレるから、また怒られる。
でも、根本的な精神性と歪みが解消されるわけではないから、なにがダメだったのか、チャチャが悪いとか思えない。
またずっと同じことを続ける。
同じことを繰り返すと、両親の言葉と暴力はヒートアップする。
なので、ある事柄に対して、チャチャが悪い(盗むとか、失礼な言い回しなど)のだけど、
それに対する言葉と“しつけ”という名の暴力がひどすぎると、
自分がやったことに対して謝るのではなく、この両親の暴力をやめてもらうために泣いて謝る、という
元もこうもない悪循環に入ってしまうんですよね。
実際、今の私が見たって、子供のころの私の行動・発言は悪いと思う。
それに対して怒られたら、それは仕方ないと思える。
だけど、私が今、両親に思うこの感情や、絶縁している理由の一因は、間違いなくこういった暴力だったから。
怒られる理由が子供だとしても、その暴力と傷跡は、もう消せないですからね。
小学校の時に覚えていた思いがあります。
「早くこの両親、この家から独立したい」
的な内容でした。さすがに、あの年で“独立”なんて言葉は知らなかったと思うけど、
それに近い内容でしたね。間違いなく。笑
そのうち、これが
「早く自分で稼いで、この家から出る」
になりますが、それはまた違う回で。
こういう友人付き合いから、どんどん疎遠になる。
相手にされない、ハブられるだけならもしかしたら良かったかもしれません。
この辺になると、子供たちの間では「オカマ」が嘲笑の対象になるんですよね。
自分でもそれを言われたくないから、頑張って隠すんですけど、無理だったみたい。
仕草や発言がそれだったと思います。
明らかに、ここらへんはもうクラスの中心にいるようなかっこいい男の子が好きでしたからね。
なので、わざわざ言葉に出して、バカにされるようになります。
廊下を歩いていても、「ようオカマ」的なノリですよね。ニヤニヤしながら。
自尊心があったら、「だから何だよ?」で済ませられるんだけどね、、、笑
子供はある意味残酷です。
私もそうだったように、自分がこれを言ったら相手がどう思うかなんて考えられないですからね。
“普通”と違うってのは、当時の私にとってはなかなかしんどかったでしょうね。
ということで、今回はここまでにしようと思います。
いやー、今回の話は書きながら、羞恥心でしんどかった。笑
あの攻撃性、、、マジでだめだよね。恥ずかしい。
次回、もう少しこの年代の時の話を語っていこうと思います。
また、ある程度内容が書けましたら投稿していきます。
引き続きよろしくお願いします。
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この「チャチャの人生再起動回顧録」シリーズは、ゲイの私が資産形成やパートナー、愛猫との日々を通じて自己肯定できるまでの話を、淡々&自虐多めで綴っています。
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