はじめに
最近、国会党首討論で石破首相が「侮辱はやめていただきたい」って強い語気で言ってるニュースを見て、なんかモヤモヤしたんですよね。68歳の首相がそんな反応するって、ちょっと信じられなくて。しかも調べてみたら、玉木代表が指摘してた「税収の上振れ分」の話で、石破首相が去年と今年で正反対のことを言ってることも分かって。これって本当に侮辱されるレベルの話だったのか、そして政策の一貫性はどうなってるのか、気になって調べてみました。
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気になる日々の備忘録
自分のイメージ・思い込み
正直、最初にニュースを見た時は「また政治家が感情的になってるな」程度に思ってました。でも68歳の首相が「侮辱しないで」って言うのって、なんか違和感があったんですよね。普通の会社員だったら、そんな反応は新卒2-3年目までじゃない?って思って。
あと、政治家って選挙前になると急に現金配るって言い出すイメージがありました。でも今回の石破首相の件は、去年と今年で同じ財源について正反対のことを言ってるから、さすがにこれはひどいなって思いました。
実際に調べてみたこと・新たな事実
6月11日の党首討論での発言内容
2025年6月11日の国会党首討論で、国民民主党の玉木代表が「選挙の時はやっぱり現金配るんですか?」「税収の上振れは自民党や公明党のものではなく、国民のもの。還元すべき税収があるなら、バラ撒くのではなく減税で返すのが筋では」って質問したんです。
これに対して石破首相が語気を強めて「私どもは税収が自民党や与党のものだなぞと思ったことは一度もございません。そのような侮辱はやめていただきたい」って反論しました。さらに「自分たちのものだから国民にバラまく?そのようなことを考えたことは一度もない!それは国民の血税」って、かなり感情的になってました。
石破首相の過去の発言との矛盾
ここからが一番驚いたところなんですが、石破首相は今年2月の予算委員会で、国民民主党の議員に対して「今、税収の上振れ分を国民にお戻しするような財政状況ではない」ってはっきり断言してたんです。
現在の自民党の給付金政策
ところが2025年6月13日、石破首相は参院選の公約として以下を表明しました:
- 国民全員に1人2万円の現金給付
- 子どもと住民税非課税世帯の大人には追加で2万円(合計4万円)
- 財源は2024年度の税収の上振れ分を活用
- 総額約3兆円半ば
自民党の森山幹事長も「税収増が見込まれ、その範囲で対応できる」「赤字国債を発行することはない」と明言してます。
玉木代表の的確な指摘
玉木代表は、この矛盾を鋭く突きました:
「私たちが減税を求めた時には、あれほど『税収の上振れを国民に還元できる財政状況にはない』と断言しておきながら、選挙対策のための現金給付には簡単に税収の上振れを使う。ご都合主義ではないか」
さらに「上振れた税収は、自民党のものでも公明党のものでもない。それは納税者に、減税でお返しすべきお金だ」と主張してます。
国民の反応
ネット上では玉木代表に同調する声が多く、以下のような厳しい意見が相次いでました:
- 「これまでは還元して来なかったのに『選挙が近い』と還元するんだね」
- 「選挙前のバラマキだよね」
- 「ただの票集め」
- 「やるなら減税でしょう」
- 「国民から取った金を配るのが公約って凄すぎ」
- 「現金給付するかも(本当はしない)と言っておけば票を入れると思われてる、国民を馬鹿にしてる感じがほんと腹立つ」
石破首相の過去の公約に関する発言
さらに問題なのは、石破首相が昨年12月の国会予算委員会で「掲げました政策が、当選をしたのだからこの通りにやる、ということにはなりません」って発言してたことです。これも掘り返されて、「自民党の公約は信用性無い」「選挙が終わったら撤回もあり得る」って批判されてます。
石破首相の激務アピール発言
そして今回調べてて分かったのが、石破首相の「激務アピール」の常習性です。
2025年5月30日、東京都内で開かれた全国商工会連合会の会合で石破首相は「1日3時間くらいしか寝ていない。なんでかというと、とにかくトランプ関税、コメ(価格を)下げろ、ガソリン代下げろ、電気代下げろ、消費税下げろということで」って自虐気味にあいさつしたんです。
さらに5月19日の参院予算委員会でも、睡眠時間が確保できないことに愚痴をこぼし、「『寝るのも仕事のうちだからね』とよくお叱りをいただくところでございます。真に受けて寝ると大変なことが起こりまして」って笑いを誘ってました。
石破首相の「誰も褒めてくれない」発言
そして極めつけは、2024年12月27日の内外情勢調査会での講演での発言です。石破首相は「普通の閣僚の何倍もしんどい。なんせしんどい」と吐露した後、「新聞を読んだって誰も褒めてくれないし、ネットを見たら本当に悲しくなるし、寝る時間もほとんどないし」ってボヤいたんです。
この発言に対して、ネット上では猛反発が起きました:
- 「どの部分が褒められると思ったのか、詳しく聞きたい」
- 「褒めるところが一切無い」
- 「悲しくなってるのは国民の方だよ」
でも国民からは以下のような厳しい反応が:
- 「そんなに働いて何もできてないの?」
- 「でました、俺は、寝ない自慢」
- 「嘘こけ 石破茂 国会でいつも寝てるだろ」
- 「家とは別に、国会で寝てる時間のこと言ってるんじゃない?」
気づき・学び・発見
今回の「侮辱しないで」発言との共通点
これらの過去の発言と今回の「侮辱しないでいただきたい」発言には、共通するパターンが見えますね:
- 被害者意識の強さ – 「こんなに頑張ってるのに理解されない」「誰も褒めてくれない」「侮辱された」
- 自己アピールの強さ – 睡眠時間の少なさや努力をアピール
- 承認欲求の表れ – 国民や相手からの評価を過度に気にする姿勢
68歳でこういう反応パターンを繰り返すのは、確かに政治家としても社会人としても、ちょっと心配になるレベルです。
しかも一国の首相という立場で、国会という公の場でこういう反応をするって、本当にね….笑
「侮辱された」発言の心理分析
これって多分、図星を突かれた時の反応なんじゃないかなって思いました。人って本当は心当たりがあることを指摘されると、すごく防衛的になりがちですよね。
「侮辱だ!」って強く言い返すことで、その話題自体を「不当な攻撃」として封じ込めたい心理が働いてるのかも。政策批判を「人格攻撃」にすり替えて、議論の焦点をずらす効果もありそうです。
68歳での反応への疑問
でも一番驚いたのは、68歳でこの反応っていうこと。普通の社会人なら、批判されても「まずは事実を直視して、改善に集中する」のが当たり前じゃないですか。私もエンジニアやってて、ミスを指摘されても「侮辱された」なんて言わないし、どうやって対処するかしか考えません。
政治家って国民のために働くのが仕事なのに、自分のプライドや見てくれを気にして怒るって、なんか違うなって思いました。
特に心配なのは:
- 批判を建設的に受け止められない
- 自分の感情を優先してしまう
- 客観視ができない
- 周りが見えなくなってる
メンヘラ気質の人が権力を持つと、判断力が鈍って周りが見えなくなりがちなので、国政への影響も心配です。
68歳でこの精神状態は、正直言って首相としての適性に疑問を感じざるを得ませんね。
完全なご都合主義の証明
事実関係を調べてみると、石破首相の発言の矛盾は明らかでした。2月には「税収の上振れ分を還元する財政状況にない」と言っておきながら、6月には同じ財源で3兆円超の給付金をやるって。これを「ご都合主義」と批判されても仕方ないでしょう。
しかも玉木代表が指摘してるように、減税なら納税者に直接還元されるけど、現金給付は政府が「配ってやる」っていう形になる。政治的なアピール効果が全然違います。
公約の信頼性への疑問
「掲げた政策を当選したからといってその通りにやるということにはならない」って過去に発言してる人が、選挙前に現金給付を公約にするって、本当に国民を馬鹿にしてますよね。
激務アピールと承認欲求の虚しさ
「1日3時間しか寝てない」「誰も褒めてくれない」って言いながら、国会では寝てるって指摘されてるのも皮肉ですよね。しかも「そんなに働いて何もできてないの?」って国民に言われてるのが全てを物語ってます。
努力アピールしても結果が伴わなければ、逆に無能さを際立たせるだけっていう典型例かもしれません。「褒めてくれない」って言うけど、褒められるような成果を出してから言えよって感じです。
まとめ・ひとこと
結局、玉木さんの発言は政策批判の範囲内だったけど、石破首相は個人的に不快感を示したっていうのが事実みたいです。でも68歳の首相が「侮辱しないで」って反応するのは、社会人としても政治家としても、ちょっと未熟すぎるかなって思いました。
そして何より、同じ財源について2月と6月で正反対のことを言ってるのは完全にダブルスタンダード。石破首相が「侮辱しないで」って怒ったのも、この矛盾を突かれて痛いところを指摘されたからじゃないでしょうか。
「1日3時間しか寝てない」「誰も褒めてくれない」って激務アピールしながら、国会で寝てるって指摘されてるのも含めて、全体的に一貫性がなくて、被害者意識と承認欲求が強すぎる印象です。
国民は政治家に個人的な感情じゃなくて、冷静で建設的な議論と一貫した政策を求めてるんですけどね。政治家の信頼って、こういう一貫性のなさと感情的な反応で失われていくんだなって実感しました。
参考リンク
「侮辱やめて」石破総理反論 国民・玉木代表の現金給付
「国民を馬鹿にしてる」石破茂首相、現金給付の公約も「掲げた政策が、当選をしたのだからこの通りにやる、ということにはならない」
石破首相「1日 3時間しか寝ていない」”激務アピール”に国民猛反発《国会で寝てるだろ》上がらぬ支持率
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