【単発映画レビュー】🎭【ネタバレあり】『ババンババンバンバンパイア』レビュー:18歳童貞の血って何だよ!?でも気づいたらハマってた最高のバンパイア・ラブコメ!

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おはこんばんにちは、チャチャです😺

今回は2025年7月4日に公開されたばかりの『ババンババンバンバンパイア』をレビューしちゃうぜ!吉沢亮が450歳のバンパイアって時点で「おいおい、どんなトンデモ設定だよ」って思ったけど、蓋を開けてみたらこれが予想以上にクセになる作品だったんだ!18歳童貞の血を狙うバンパイアとか、もうタイトルからして頭おかしい(褒め言葉)。

でも見てるうちに「あれ?これめちゃくちゃ面白いじゃん」ってなっちゃうから不思議だよね。アンジャッシュのコントみたいなすれ違いコメディに、BL要素もちりばめられた、まさにカオスな銭湯ラブストーリーの完成だ!

ポップコーン🍿とセブンアップ🥤の準備はいいかい??
ネタバレ全開レビュー、愛情と皮肉たっぷりでいきましょう!


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基本情報

原題:ババンババンバンバンパイア
邦題:ババンババンバンバンパイア
公開年:2025年
上映時間:105分
監督:浜崎慎治
脚本:松田裕子
主演:吉沢亮、板垣李光人、原菜乃華

あらすじ(ネタバレ軽め)

銭湯「こいの湯」で住み込みバイトをしている美青年・森蘭丸。その正体は450歳のバンパイアで、究極の味わいである「18歳童貞の血」を求めて、銭湯のひとり息子である15歳の李仁の成長と純潔を見守る日々を送っている。ところがある日、李仁がクラスメイトの葵に一目惚れしてしまい、恋が成就すれば童貞喪失の危機!蘭丸による決死の童貞喪失阻止作戦が始まるが、バンパイアオタクの葵から逆に恋心を抱かれてしまい、恋の矢印が大混線する。

ストーリー全開(ネタバレあり)

前半

450歳のバンパイア・森蘭丸は、10年前に瀕死の状態で行き倒れていたところを銭湯「こいの湯」の家の子、李仁に救われ、以来住み込みバイトとして働いている。彼の目的はただひとつ、愛しの李仁が18歳になったときの「18歳童貞の血」をいただくこと。李仁は今どき珍しいくらいピュアな少年で、このまま数年経てば蘭丸の望みが叶うはずだった。しかし高校入学式の日、李仁は偶然の出会いから同級生の篠塚葵に恋をしてしまう。蘭丸にとっては青天の霹靂、童貞喪失阻止作戦の開始だ!

中盤

なんとしても李仁の童貞喪失を阻止したい蘭丸は、あの手この手を使ってふたりの邪魔をしようとする。しかし葵の家を訪ねた蘭丸は、バンパイアオタクである葵から逆に恋心を抱かれてしまう。さらに蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本や、葵の兄である脳筋番長・フランケンが次々登場し、全員の勘違いとすれ違いにより恋の矢印が大混線。蘭丸は学校の不良グループのリーダー・フランケンに懐かれてしまい、利用しようと考えるが彼が葵の兄だと発覚してまたしても作戦が空回りする。

後半

深夜のこいの湯で10年前に自分を追い詰めたバンパイアハンター・坂本と再会した蘭丸。坂本は教師として各地を巡りながら、ずっと祖先の敵である蘭丸を探し続けていた。とてつもない執念で迫りくる坂本に追い詰められる蘭丸だが、彼の口からは予想だにしなかった言葉が飛び出してくる。そして蘭丸のもとへ因縁の相手である兄・長可の影が忍び寄り、バンパイア兄弟の対決が激化していく。全員の思惑が絡み合い、最後まで予想がつかない展開が待っている。

キャスト紹介

森蘭丸(吉沢亮)
450歳のバンパイア。銭湯で住み込みバイトをしながら李仁の18歳童貞の血を狙っている。李仁大好き。No Life !!No RIHITO !!
→吉沢亮の美貌でバンパイア役とか、もう反則でしょ!国宝での歌舞伎役者から一転、今度は吸血鬼って演技の幅広すぎ!ちょいちょい裸になるが、思ったより良い体だった。
森さんの森さんをチャチャにも見せろよ!!!!!

立野李仁(板垣李光人)
銭湯「こいの湯」のひとり息子。15歳の純粋な少年で蘭丸に狙われている。葵ちゃん大好きだけど、らっぱ蘭丸大好き。
→板垣李光人の天然ピュア感が李仁役にピッタリ!この子の童貞を守るために450歳が必死になるって構図が面白すぎる。てか、マジで美少年という言葉を体現してるなー。どん兵衛のCMを思い出す。

篠塚葵(原菜乃華)
李仁のクラスメイト。バンパイアオタクで蘭丸に恋心を抱く。蘭丸大好き。
→原菜乃華のバンパイアオタク女子役、めちゃくちゃハマってる!オタク女子の熱量を見事に表現してて最高だった。

森長可(眞栄田郷敦)
蘭丸の兄で因縁の相手。バンパイア兄弟の確執が物語の鍵を握る。鍵とか言ってるけど、信長様が、自分じゃなく、弟の蘭丸を愛でて抱いたから、「キーっ!このしょんべん娘っ!!」ってなってるだけ。なんかマント脱いだら、TMレボリューションの衣装だったのはここだけの話。信長様大好き。
→兄弟対決で蘭丸の腕をチョンパする。兄は新田真剣佑、父は千葉真一という芸能一家。名前だけは一番強い。ゴウドン!!!!

坂本梅太郎(満島真之介)
バンパイアハンター。教師として各地を巡りながら蘭丸を探し続けている。実は、蘭丸の吸血する姿を見て、吸血されたいという、とんでもない性癖を開花させた持ち主。そのために、童貞をキープ!!!(迫真)蘭丸大好き。
→満島真之介の執念深い演技が怖すぎて最高!ちなみに、満島ひかりの弟なのは有名。

篠塚健(関口メンディー)
葵の兄で脳筋番長。通称フランケン。蘭丸を崇拝する。ここはBLではなさそう。ここもBLだったら、胃もたれしてたかも。でも、蘭丸大好き。
→関口メンディーの脳筋キャラがそのままなので、違和感なし。銭湯のシーンでビッグアス(デカケツ)が見れたのでチャチャはご満悦。あれは日本人にはない、イイオケツでした。

織田信長(堤真一)
若き日の蘭丸に寵愛を注いだ歴史上の人物。史実的にも織田信長は森蘭丸を結構愛でたって有名っすよね?イチャコラ。蘭丸大好き。
→堤真一の織田信長とか、もうキャスティングが豪華すぎる!歴史ネタも絡めてくるとは恐れ入った。

立野長次郎(笹野高史)
李仁の祖父。銭湯「こいの湯」の先代。初代。
→笹野高史の安定感よ!この人がいるだけで銭湯の雰囲気が出る。

立野春彦(音尾琢真)
李仁の父。銭湯「こいの湯」の現在の経営者。二代目。
→音尾琢真のほんわか父親役、癒し系で良かった!TEAM NACSの人がこんな役やるとは。イケメン、美青年が渋滞してた中、一番雄臭くてガサツな感じの役だったので、チャチャ的にはこの人が一番好みでした^ ^

思うままのレビュー

吉沢亮の演技力がヤバすぎる件

国宝での歌舞伎役者から一転、今度は450歳のバンパイア役って、この人の演技の幅どうなってんの?美貌を活かしつつ、コメディもシリアスもこなせるって、もう完璧すぎるでしょ。特に童貞喪失阻止作戦で必死になってる姿が可愛すぎて、450歳の設定を忘れそうになる。でも時折見せる長い年月を生きてきた者の哀愁も表現できてて、さすがとしか言いようがない。

18歳童貞の血って設定が斬新すぎる

バンパイア映画って大体「処女の生き血」がお決まりパターンだけど、「18歳童貞の血」って発想はマジで斬新!しかも3年間も待ち続けるって、どんだけ我慢強いんだよ蘭丸。でもこの設定があるからこそ、李仁の恋愛を阻止しようとする蘭丸の必死さが面白いし、BL要素も自然に入ってくる。原作者の奥嶋ひろまささん、天才すぎる。

板垣李光人の「リヒト」つながりが運命的すぎる件

これ気づいた人いる?板垣李光人(いたがき・りひと)と役名の立野李仁(たての・りひと)、どっちも「リヒト」じゃん!これ絶対キャスティングの段階で狙ったでしょ。運命的すぎるわ。しかも現在23歳なのに15歳役を完璧にこなしてるって、この人の童顔力どうなってんの?肌のツヤといい、あの儚げな表情といい、マジで高校生にしか見えない。約束のネバーランドのノーマン役でも見せた、あの透明感ある美少年っぷりがここでも炸裂してる。「森さんっ!森さんっ!」って呼ぶ声の可愛さったら、そりゃ450歳のバンパイアも落ちるわ。年下好きのオジサンたちが大歓喜してるのも納得だよ。

アンジャッシュ級のすれ違いコメディが最高

会話は成立してるのに、みんな違うことを考えてるから意味が通じないっていう、まさにアンジャッシュのコント状態!蘭丸は童貞喪失阻止を考えてるのに、葵はバンパイアとの恋愛を妄想してるし、李仁は純粋に恋愛してるし、坂本はバンパイア退治を考えてる。この噛み合わなさが絶妙で、最後まで笑いが止まらなかった。

BL要素が自然に溶け込んでる

最初は気づかなかったけど、確かにBL要素がちりばめられてるよね。でも押し付けがましくなくて、自然に物語に溶け込んでる。蘭丸と李仁の関係性とか、織田信長との過去とか、さりげなく描かれてて好感が持てる。BL苦手な人でも楽しめるし、BL好きな人にはたまらない絶妙なバランス。

銭湯という舞台設定が秀逸

銭湯って日本の文化的な場所だから、そこにバンパイアを持ってくるっていう発想がまず面白い。しかも住み込みバイトって設定で、家族の一員みたいになってるから、李仁を狙いつつも情が移ってる蘭丸の複雑な心境が伝わってくる。銭湯の温かい雰囲気と、バンパイアの冷たいイメージのギャップも効いてる。

小ネタ & 裏話ピックアップ!

原作は秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載

奥嶋ひろまさ先生による人気コミックが原作で、2022年から連載されている。BL(ブラッディ・ラブコメ)というジャンルで、まさに血まみれのラブコメディという意味でのBLなんだって。最初からダジャレかよ!でもこの発想力が作品の面白さに直結してる。

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主題歌はimaseが担当

主題歌は「いい湯だな 2025 imase × mabanua MIX」で、imaseが歌ってる。銭湯の映画だから「いい湯だな」をリミックスするって発想が最高!現代風にアレンジされた楽曲が、作品の雰囲気にピッタリ合ってる。

監督は浜崎慎治

「一度死んでみた」で長編映画監督デビューを果たした浜崎慎治監督がメガホンを取ってる。数々の人気CMを手がけてきた経験が、このコメディ作品に活かされてる。CMで培ったセンスが随所に光ってる。

脚本は松田裕子

テレビドラマ「ごくせん」シリーズの松田裕子さんが脚本を担当。学園モノの名作を手がけた経験が、この作品の学校シーンにも活かされてる。キャラクターの掛け合いの絶妙さは、さすがベテラン脚本家。

製作は松竹とテレビ朝日

製作幹事は松竹とテレビ朝日が務めてる。大手の製作会社が手がけることで、キャスティングも豪華になってるし、クオリティも高い。配給も松竹だから、全国の映画館で観ることができる。

まとめ/総括

『ババンババンバンバンパイア』は、一見するとトンデモ設定のB級映画に見えるかもしれないけど、実際に観てみると予想以上に完成度の高い作品だった。18歳童貞の血を狙うバンパイアという斬新な設定から始まって、アンジャッシュ級のすれ違いコメディ、自然に溶け込んだBL要素、そして豪華キャストによる絶妙な演技。全てが絶妙なバランスで組み合わさって、最後まで飽きさせない作品に仕上がってる。

特に吉沢亮の演技力の幅広さには改めて驚かされた。国宝での歌舞伎役者から一転、今度は450歳のバンパイア役って、この人の引き出しの多さは本当にヤバい。
アイリスオーヤマでネタに走ってくれた演技をこれでもかって見せてくれます。基本的に、李仁の可愛い仕草で、すぐ脳イキしてました。

板垣李光人の天然ピュア感も李仁役にピッタリだし、原菜乃華のオタク女子役も最高だった。

銭湯という日本らしい舞台設定も秀逸で、温かい家族の雰囲気の中にバンパイアという異質な存在を持ち込むことで、独特の世界観を作り出してる。コメディでありながら、時折見せるシリアスな場面も効果的で、メリハリのある構成になってる。

正直、最初は「また変な邦画かよ」って思ってたけど、観終わった後は「これは掘り出し物だった」って気持ちになった。笑いあり、恋愛あり、アクションありの欲張りな作品だけど、それぞれの要素がちゃんと機能してて、最後まで楽しめる。夏の暑い日に、銭湯の湯気と一緒に心も温まる、そんな作品だった。

総合評価

ストーリー: ★★★★☆
斬新な設定とすれ違いコメディが絶妙!

演技: ★★★★★
吉沢亮を筆頭に全キャストが素晴らしい!

コメディ: ★★★★★
アンジャッシュ級のすれ違いが最高に面白い!

映像: ★★★★☆
銭湯の雰囲気作りが秀逸!

音楽: ★★★★☆
「いい湯だな」のリミックスが作品にピッタリ!

総合評価: ★★★★☆
予想以上に完成度の高い掘り出し物!B級映画だと思って観ると、その完成度の高さに驚かされる。吉沢亮の演技力と、絶妙なすれ違いコメディが織りなす、夏にピッタリの爽快作品だった!

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